介護施設を探す|夫婦で入居できる高齢者住宅の種類と選び方とは

2020-07-02

ネットで介護施設を探す

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親が希望する介護施設

父を脳神経外科病院へ連れて行き、1週間の入院中にMRI検査やMRA検査などを行いましたが、脳梗塞の疑いはなく「めまい」や「失神」の原因は不明という診断結果でした。

私は平日仕事があるため父が食べる1週間分の食材をスーパーで買い、それを毎週届けた時に父の体調を確認する日々が続きました。

母が入院してから2ヵ月が経った頃、母の退院の目途が立ちました。

そして、父がこんな身体の状態では退院した母の面倒を父がみることはできない。

しかし父は自分の身体の状態を自分で把握できていないのか頑固として母と一緒に暮らしたいという・・

考えた末、私は札幌市内で両親が二人で入居できる介護施設を探すことにしました。

介護施設を探す際、ネックになったのが父でした。理由はこの時点で父は介護認定を受けていなかったからです。(それまで介護認定を受けるような体調ではなかったのです)

母は認知症を伴う要介護3、父は介護認定を受けていない、果たしてこの二人が一緒に住める施設があるのだろうか。

私は父に年金の収入額(固定収入)を確認し、母と一緒に住みたいという父の願望をかなえるため両親の収入の範囲で入居できる施設を探しました。

夫婦で入居できる介護施設

ずっと二人で暮らしたいと思う老夫婦

夫婦部屋

夫婦部屋は、単身向けの部屋に比べて圧倒的に少ない状況でした。そのため同じ施設で別々の部屋を探すことを選択肢に入れて探しました。

そして夫婦部屋と個室2部屋を利用するのとでそれぞれメリットとデメリットがあることが判りました。

夫婦部屋利用と個室2部屋利用のメリット・デメリット

メリットデメリット
夫婦部屋
・夫婦でいつも一緒にいられるため今までと同じような環境で過ごせる
・キッチンや付いていたり設備が良い場合がある
・個室の1.5倍程度と広い部屋が多い
・管理費用など月額利用料が1人分半額になるなど個室2部屋分より安くなる場合がある
・夫婦部屋自体の数が少なく、場所や費用など選択肢が狭められてしまう
・二人の介護度合いが異なる場合、相手の介護で夜中に起こされて眠れなくなったり、1人が入院した場合でも家賃費用等は変わらずかかってしまう
個室を2部屋利用
・夫婦部屋と比べて数が多く空室を見つけやすい
・価格帯も幅広く選択肢が広い
・1部屋をリビング、1部屋を寝室にするなど自由に利用できる可能性がある
・介護度合いに応じて施設側でフロアを分けている場合、別々のフロアとなってしまう場合がある
・入居一時金や月額費用ともに2部屋分の費用がかかる

夫婦部屋を探す時に留意すべきこと

親が夫婦部屋を希望する場合、夫婦部屋を提供している可能性が高い高齢者住宅はどの施設でしょうか。

夫婦部屋

🔰サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には、夫婦部屋への高いニーズを受けて居室面積の広い自立型から介護型部屋など多様性に合わせた夫婦部屋があります。ただしこの2人部屋には「配偶者(事実上の夫婦関係にあるものを含む)」、「60歳以上の親族」、「60歳未満で要支援・要介護認定を受けている人」が同居してよいことと、高齢者住まい法で規制されています。

🔰有料老人ホーム

有料老人ホームに関しても、夫婦部屋を設置しているケースがあります。

🔰ケアハウス

ケアハウスについても夫婦部屋を設置しているケースがあります。ただケアハウスの入居条件は自立した高齢者であることが前提となっているため、どちらかが介護が必要になった時に2人とも退去しなくてはならない可能性があるので注意が必要です。

また特別養護老人ホームや介護老人保健施設については、夫婦部屋に入れる可能性は低いといえます。特別養護老人ホームは個人個人で入居判定を行うため、夫婦であっても同時期に入居できるかが未知数です。

老人保健施設は、病院から在宅への橋渡しを行う施設となっていることから夫婦で長期に住むということを想定していない施設となります。

まとめ

いかがでしたか?

最近では介護付きのサ高住も増えており、夫婦二人で入居することもできるようになっています。

どうやって探したらいいのか判らない、悩むようなことがありましたら無料で相談できるNPO法人をご紹介させていただきますのでぜひ遠慮なくご連絡ください。

【次の記事】高齢者住宅の選び方|高齢者住宅の種類と失敗しない選び方とは


 


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